2015年1月8日木曜日

Charlie Hebdo 誌へのテロ行為に対するフランチェスコ教皇の断罪のメッセージ

http://www.news.va/fr/news/charlie-hebdo-le-pape-francois-condamne-un-horribl


フランチェスコ教皇は,7日水曜日の晩,当日昼間,Charlie Hebdo 誌編集部を襲った「恐ろしいテロ行為を厳重に断罪する」と表明した.少なくとも12人を殺害したその襲撃は,「死を撒き散らし,フランス社会全体を悲嘆に陥れ,フランスの国境を越えて,平和を愛する者らすべてを仰天させた.」

聖座報道部を通じて,教皇は「負傷した人々の苦痛と亡くなった人々の家族の苦痛を思う祈りに参加し,憎悪と暴力の拡散にあらゆる手段で対抗するようすべての人々を激励する」と述べた.「暴力は,物理的なものであれ精神的なものであれ,人命を破壊し,人間の尊厳を侵害し,国籍,宗教,文化の相違にもかかわらず平和に共存する人々や諸民族の基本的な利益を根本的に損なうものである.」

続けて教皇は述べた:「動機がいかなるものであれ,人命を奪う暴力は厭うべきものであり,決して正当化され得ない.あらゆる人間の生命と尊厳は,断然,保証され,保護されるべきである.あらゆる憎悪の助長は拒絶されるべきであり,他者への敬意が育まれるべきである.」


最後に教皇は「この痛々しく悲劇的な時に,フランスにおいて,ならびに,緊張と暴力に色どられた世界各地において,憎悪の源と原因とを根本的に癒すべく,平和と正義のために各人の責任に応じて働き続けている人々すべてに対する親近感と精神的連帯と支持とを」表明した.

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